London 1日目


ロンドンへ小旅行。朝、パリの北駅からユーロスターに乗っていざ出発です。ちなみにユーロスターのチケットは3週間前までに予約するととっても安く、わたしたちがとった切符は、往復で88€でした。いつも乗っていた京都から博多までの新幹線片道よりも安い!



約2時間半後、ロンドンのキングス・クロス・セント・パンクラス駅に到着。なんだか東京のようにこぎれいでびっくり。でも駅なのに、建物はすごいです。これはパリでもよく感じます。



近くのギャラリーでジェームズ・タレルの展示をやっているということで、さっそく行ってみました。イギリスではほとんどの文化施設が無料で楽しめます。もちろんここも。目玉の展示は長蛇の列でしたが、同じものを直島の地中美術館でも観ていたので、早々に退散です。



相方の研究対象でもあるイギリスの哲学者ホワイトヘッドがいたというインペリアルカレッジへ。モダンな工科大学という印象です。当時の面影はないにしても、外国の大学の雰囲気を味わえるのは楽しいもの。大学グッズが豊富なところも、日本の大学と変わりません。帰り道、突然雨が降りはじめ、思わずとなりのサイエンス・ミュージアムへ。もちろん無料。



こちらは向いのヴィクトリア&アルバート博物館。「ディアギレフとバレエ・リュスの黄金時代」と題された展覧会が開催中だったので、興奮気味に入場。通りがかっただけとはいえ、展示内容が面白くてついつい長居してしまいました。ディアギレフとバレエ・リュスの軌跡が詳細に紹介されていて、なかにはニジンスキーが実際に身につけた衣装の数々も。ちなみにこちらは企画展のため有料でした。
イギリスには高校時代に住んでいたのですが、訪れるのは実に10年ぶりです。懐かしい光景がちらほら目につきながらも、10年ぶりの印象は「きれい!」。薄汚い記憶しかないのに……。