星空映画祭


夜空の下で映画を観る。おやつ食べながら、お茶飲みながら映画を観る。子どもをひざの上に抱えて映画を観る。子どもが飽きてそのへんで遊び出しても親は映画を観る。そんな自由気ままな一日だけの映画館が、糸島で開かれました。観たのは鎌仲ひとみ監督の『内部被曝を生き抜く』。福島第一原発事故後、政府が「ただちに健康に影響はありません」と言い続けたけれども、では「ただち」じゃなかったら? そういう「疑問」って、持ったままでは「不安」だけど、できるだけいろんなことを知ると、自分なりの「答え」を見つけるために対処しようとするから、「強さ」にかわる気がする。でもそれよりも、子どもと一緒に、あぐらかいて映画を観れたことが一番幸せな夜でした。