追い山

博多祇園山笠のフィナーレ、追い山に、昨晩から行ってきました。櫛田神社周辺の沿道には、出動前の舁き山と法被姿の男衆がいっぱい。いつもならみんな寝静まっているはずの真夜中も、この日は博多の街中が起きていて、夜明けとともに追い山の緊張感をひしひしと感じました。
  

空も明るくなってきた4時59分、一番山がスタート。櫛田入りと呼ばれる最初の名シーンは、山笠一番の見所ですが、人が多すぎてすごいことになっていたので、狭い路地裏へ移動。路地脇で待っていると、聞こえてきました、「オイサ、オイサ」の掛け声。するとまもなく、子供たちがわらわら現れはじめました(ちなみに、この日は休校になる学校もあるそうです)。小さな赤ちゃんもお父さんに抱えられて走っていて、ものすごく可愛かった。そのあとに、怒涛の勢いで舁き山が通過する瞬間は、言葉にはできない空気、日常にはない興奮で、とにかく感動しっぱなしでした。
  
7つの舁き山が通過し終わったあと、勢い水で自分たちもびしょぬれになっていました。ご利益があるといいなあ。