クロツラヘラサギ・コンサート

 
福岡市文学館へ行ってきました。東京駅で有名な辰野金吾がつくった、もともとは生命保険会社の建築物です。以前は喫茶室があったようですが、いつのまにかなくなっていて、とっても残念。今日は「渡り鳥 クロツラヘラサギ・コンサート(?)」という、奇妙な催し物が行われていたため、ここへやって来ました。1部では、クロツラヘラサギ(漢字では、黒面箆鷺)のエキスパートでおられる男性の方が、クロツラヘラサギについて語り、2部では、ピアノやギターで、ロシア民謡とかシャンソンとかのライブが行われました。なぜかとても暗い歌ばかりで、恋愛の歌、それも失恋の歌ばかりでした。ちなみに個人的な今日のヒット曲は、「和白干潟の歌」(クロツラヘラサギエキスパートの方が作った、クロツラヘラサギを歌ったオリジナルソング)。なんだか夢の中にいるような、無秩序な時間を過ごしましたが、結構面白かったです。ここんとこ、自分のあたまがぐるぐるしていたので、わけの分からない今日の催し物に、ちょっと救われたような気がしました。